憧れの伊藤新道へ!

ガイド仲間の田村さんから声をかけて頂き、女子ガイドのひろみちゃんと一緒に伊藤新道へ同行させて貰いました。

水量多いと言われる湯俣。噴湯丘までは遊び行った事あるけどその先は。

久々にドキドキワクワクな山旅。いいね!

この8月は雨がほとんど降ってないので水量はかなり少ないとのこと。

それでもそれなりの水量と勢い。泳げない私は落ちたくないし怖い。笑

よく見て歩けば渡れるし、高巻きも出来る。

よく歩いてる田村さんはヒョイヒョイ歩いてました。

水、少ないから歩きやすいと。

しかし!フェルト沢靴の我々、温泉成分の所為なのか?岩が滑る!!

こんなハズは。。。と思いながらラバーソールの3人とあきらかにグリップが違い滑ってる。一枚岩で普通に歩けないなんて(T-T)

悪天候時、勇気を持って撤退を!の岩。

水が少ないので問題なく通過。水は少ないけど圧はそれなり。

第5吊橋跡。ワイヤー埋まってたと思われる穴。向かいにも残骸が。

この後、今は左岸へ大きく高巻く道があるが今回行きは水量少ないのでこのまま昔と同じ様に川沿いを遡行し赤沢まで。

右の沢が赤沢。昔はこのまま正面を上がり尾根へ。今は脆くて行きたくありません!もう少し赤沢を上り上のバンドへなのですが崩れて解りにくくなってました。(9月上旬に直すようですが)

ここで沢とはお別れ。我々は帰りもこちらなので沢靴をデポして登山靴に履き替え激登りスタート。笑えるくらいの急登です。

一応、道はあります。ただ所々崩れていたり不安定な場所もあるので慎重に。とにかくひたすらガシガシと登る。

上がって来ると硫黄尾根の向こうに槍の穂先が!

下を見ると湯俣川が硫黄成分入って綺麗な水色に。

展望台(^O^)! 流石の眺めです〜。

しかしここからまだまだあった。。。

基本、道はあります。道が細く崩れやすい場所もあるので気をつけながら。

やっと長いトラバースも終わり鷲羽への登りとの分岐に。

長い1日の終わり。遂に到着!!

名無避難小屋から11時間。うーん、楽しかった♪

この後、もちろん夕飯まで乾杯して食事後はスライド見て就寝。

本当は翌日下山予定でしたが天気がいいので停滞決定!!

翌日も周辺でたっぷり遊んで3日目(予備日)に伊藤新道下山。

とても充実した山行になりました!

ご一緒させて頂きました皆さん、ありがとうございました。

ほんと楽しかったです。

田村ガイド、またぜひよろしくお願いします!

おまけの写真

上から、水晶山頂、源流を歩く人たち、鷲羽池、実は足元がヤバイ所、全身浸かる、グリップ効かずに滑る。

初めてテント㏌雷鳥沢 奥大日岳登山

コロナの影響でテント泊の人が増えていますね。でも実際テントってどうなの?

衣食住の全てを背負って今まで通りに歩けるか、どれくらいかかるか?

まずはテント場が近い山で体験してみましょう!ということで立山へ。

扇沢駅に着くといるもより人はまばら。でもコロナ対策で人数制限していて一時間以上待ち。。。今は当日販売のみで予約出来ず、定員の半分をWEB予約してくれれば山はいきやすいなぁ、なんて。

今回は急ぐ山旅ではないので荷造りしてお昼食べてのんびり待機。

体験なので借りれる物はレンタルしてもらい、それぞれソロテントも背負って。

本当は共同装備になると分担出来ていいんだけど。。。今は仕方ない。

いつもより重い荷物。知ってる道だけど荷物に振られないように気を付けて。

いい所が空いていた!そしてそれぞれ張ってみました。上手く張れたね。

予報では夕方にわか雨。でも結局降られず、寒くもないのでお外で早速乾杯!

おつまみ用の干しホタルイカまで入手してました。ライターで炙ると最高。

そして早めの夕食。今回はお湯を沸かして食べられるフリーズドライがメイン。

本当はパスタや炒め物など調理するのも楽しいけどね。。。

翌朝、稜線はガスがかかっているけどテント内に荷物をデポして身軽に出発!!

山の展望はないけど足元にお花がたくさん!写真撮りまくり。

まだまだたくさん咲いていました。

だんだんガスは抜けてきて青空も見えだした!そしてもうすぐ山頂。

山頂到着!!雲が流れ時折青空も。しかし剱は見えず。。。

下山途中でちら見え。

こっちは全部見えてきた~!

最高の天気になりテント場へ。身軽な登山は楽ちん!

ぐるっと立山に囲まれた中でお昼を食べて撤収しパッキング。

また荷物が重くなる。。。そして階段の登り、地味にお尻にくるんだな。

ほんとここの登りはいつもキツイな。一段づつ確実に。

行ってきた奥大日岳も見えてきた~。

風があるから綺麗な鏡ではないけどここの景色は晴れるといいね!

これから最後の階段を上り無事に帰ってきました。

結局、心配した雨には降られずいい天気でのデビューになりました。

これからもテントと山小屋をうまく利用して楽しく山へ行きましょう。

お疲れ様でした&参加ありがとうございました!

やまっこ船窪小屋

今シーズン初の山小屋泊。

梅雨もあけ夏空の下での登山になりました!

夏山始めのトレーニング??

美味しいご飯の小屋を目指して標高差約1400mを上がります。

夏らしい暑さで汗だくになりながら。。。久々でしんどい。

ひたすら樹林帯を行くともうすぐ稜線に。

展望が開けるはずが雲が湧いて来て真っ白。。。

でも風が吹き抜けてきて気持ちいい〜♪

やっと花畑来た〜〜!! 青空も来た〜〜!!

小屋ももうすぐなのでテンション上がります(^O^)

しんどかった〜と言いながらもほぼコースタイムで到着!

そして展望が開けて来るので青空の下でソーシャルディスタンスを守りながらお喋り&宴会からの夕食。

コロナ対策という事でお弁当箱スタイルなので外でもいいとの事。

最高の夕食会場に美味しいご飯。お代わり天ぷらも回ってきてお腹一杯!

翌朝もいい天気。朝日もしっかり拝めました!

朝食は風が強く寒かったので小屋の中で頂き、船窪方面へ。

まずは七倉岳へ。目の前に蓮華と針ノ木が。

本当は今年、蓮華のコマクサ見に行きたかったけど。。。残念。

来年、小屋が空いてたら行きましょう。

七倉からどんどん下り、テント場へ。

帰りを思うと下りたくない。。。

第一ピークまでは崩れている所あるけど行ける、と言われたが帰りの七倉尾根の下りも考え崩落地を覗いて引き返し。

第一ピークから先は現在通行止め。烏帽子へは抜けられません。

今年はコロナで小屋の営業があるかだけでなく大雨による登山道崩壊や地震による落石、浮石など色んなことがあるので最新の情報を集めて計画を!

体力に余裕のあるうちに小屋にお別れを言って下山開始♪

ほんとアットホームで素敵な小屋でした。リピートしたい小屋ですね。

しかしこの辺は何処も似てて急登。ここは鼻が付く位??笑

降りて来ると当然だけど気温が高くチョイと蒸す。

暑くてバテそうになりながらも無事下山!

この後、登山口にある七倉荘で温泉入って汗流し、お蕎麦で〆。

ビールが美味しそうでした。

やっと始まった夏山。お疲れ様でした。参加、ありがとうございました。